DNAオリガミ法を用いた集積化阻害剤による細胞特異的プローブの開発

• 研究課題/領域番号: 24K08643
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
• 研究機関: 芝浦工業大学
• 研究代表者: 幡野 明彦 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (10333163)
• 研究分担者: 福井 浩二 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (80399807)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: DNAオリガミ法 / 阻害剤集積型DNA / 人工抗体 / プローブ / 細胞選択

研究開始時の研究の概要

本研究では，DNAオリガミ法を用いて阻害剤を空間的に集積化することで，細胞膜上の表在酵素に対して特異的に結合する抗体のような阻害剤集積型DNAの開発を行い，細胞特異的プローブを開発する。
申請者は阻害剤が細胞膜表在タンパク質と特異的に結合することを利用して細胞を識別するプローブを開発した。しかし阻害剤とタンパク質の結合定数は抗原抗体反応には及ばないため，感度に問題があった。そこでDNAオリガミ法を活用して１）複数の阻害剤をクラスター化（局所濃度向上効果），２）ナノスケールで阻害剤を任意に集積化（複数酵素阻害）の特徴を持つ阻害剤集積型DNAの開発を行い，高感度細胞特異的イメージングを行う。