有害金属に対する根の「積極的な伸長停止戦略」とNAC型転写因子の役割の解析

• 研究課題/領域番号: 24K08649
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38010:植物栄養学および土壌学関連
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 浦口 晋平 北里大学, 薬学部, 講師 (20638837)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 有害金属 / 根端分裂組織 / NAC型転写因子 / ストレス感知 / 植物

研究開始時の研究の概要

土壌中の有害金属は，植物の根の成長や発達を阻害し，植物体の「健康」を害する。有害金属を含む不良土壌でも「植物の健康」を維持できれば，農作物・バイオマス植物の生産性は向上し，食料不足の解消・脱炭素の実現にも貢献できる。これまでに我々は，有害金属ストレスに応答して細胞分裂を負に制御するNAC型転写因子群が関与することで，発見した。本研究は，NAC型転写因子群の機能解析と上流の制御因子の探索により植物の有害金属応答の理解を進め，ストレスに負けない植物生産の実現へと展開する。