土壌細菌Ralstonia sp. XP-1株のキサントプテリン分解機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08654
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 土肥 裕希 筑波大学, 生命環境系, 助教 (20705412)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: プテリン / キサントプテリン / 昆虫色素 / 微生物分解

研究開始時の研究の概要

キサントプテリンは昆虫色素のひとつであり、ハチの外骨格やチョウの翅の黄色色素成分として自然界に広く存在する。これらの昆虫の多くは越冬できずに死ぬが、死骸から自然環境中に放出されたキサントプテリンの環境動態は明らかにされていない。微生物によるキサントプテリン分解機構を解明することは、これまで未解明であったプテリン化合物の環境循環を明らかにし、それは生態系の物質循環の全容を理解するために重要である。そこで本申請課題では、申請者が単離したキサントプテリン分解菌Ralstonia sp. XP-1株のキサントプテリン分解機構の解明を目的とする。