細菌リポ蛋白質の選択的膜局在化機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08655
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 垰 和之 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (00211996)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: リポ蛋白質 / 選別輸送 / ABCトランスポータ

研究開始時の研究の概要

グラム陰性細菌の細胞表層は内膜・外膜の二重の膜構造からなり、リポ蛋白質はどちらかの膜に脂質部分を介して結合している。リポ蛋白質が正しく内膜又は外膜に輸送されることはその機能発現に必須であり、局在は厳密に制御されている。リポ蛋白質の膜局在性を司取るのがABCトランスポーターのLolCDEである。本研究では、最近決定されたLolCDEの立体構造情報に基づいた詳細な変異導入と機能解析を行うことにより、LolCDEによるリポ蛋白質選別シグナル認識の分子機構を解明することを目指す。