研究課題
基盤研究(C)
細菌の運動や分裂にかかる極性は細胞の長軸方向に存在しており、細胞両極のどちらが頭かが決定されるかたちで誘導される。研究代表者らは最近、シアノバクテリアThermosynechococcusにおいて、光照射によって細胞の短軸方向に向かう細胞運動が誘導される現象を見出した。本研究では、光を感知して細胞の短軸方向に細胞極性を誘導するタンパク質、および二次メッセンジャーc-di-GMPを結合して極性を逆転させるタンパク質の同定を目指す。