酢酸菌ペリプラズム酸化系の特長を活かした新規合成生物学的物質生産システムの確立

• 研究課題/領域番号: 24K08665
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 片岡 尚也 山口大学, 大学研究推進機構, 准教授 (50713509)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 膜結合型脱水素酵素 / ペリプラズム / 酢酸菌 / 複合微生物系 / 大腸菌

研究開始時の研究の概要

酢酸菌は, 細胞質膜のペリプラズム側に多種多様な脱水素酵素を保有しており, その働きにより様々な糖質, アルコール類を不完全に酸化する。本研究は, この酢酸菌に特徴的な脱水素酵素と反応場 (ペリプラズム) に着目し, それらの合成生物学的物質生産における有意性を評価するものである。標的として, ①脱水素酵素の基質特異性の低さ, ②反応場がペリプラズムである (細胞質外), を活かした非天然化合物やアルデヒドに代表される細胞質毒性物質を検討する。