嫌気性超好熱性アーキアの研究を高度化させる条件特異的発現プロモーターの開発

• 研究課題/領域番号: 24K08686
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 富山県立大学
• 研究代表者: 金井 保 富山県立大学, 工学部, 教授 (10346083)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: アーキア / 嫌気性菌 / 超好熱菌 / プロモーター / 発現制御

研究開始時の研究の概要

高い水素生産能をもつ嫌気性超好熱性アーキアであるThermococcus属やPyrococcus属における基礎的・応用的研究をさらに発展させることを目的として、Thermococcus kodakarensisを用いて条件特異的発現プロモーターの開発を行う。大腸菌などではラクトースなどの化合物や培養温度変化などにより転写誘導がなされる実用的プロモーターが多数知られているが、この様なプロモーターは本菌やその類縁菌では存在していない。本研究を通じて、これらの生物を用いた研究を推進する上でのボトルネックが解消され、これらの菌種の実用性が著しく向上する。