有機化合物添加による大腸菌の高度有機溶媒耐性化と有用物質生産への応用

• 研究課題/領域番号: 24K08693
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 東洋大学
• 研究代表者: 道久 則之 東洋大学, 生命科学部, 教授 (60302957)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 大腸菌 / 有機溶媒耐性 / 有用物質生産 / 有機化合物添加

研究開始時の研究の概要

近年、既存のインフラ設備をそのまま活用できる炭化水素系バイオ燃料 (次世代バイオ燃料) やオレオケミカルズ (脂肪族化合物等)を、再生可能なバイオマスから効率よく生産できる菌株 (特に大腸菌) の開発が活発に行われ、国内外から多数の研究報告がなされている。しかし、これらバイオ燃料やオレオケミカルズは細胞毒性を示すものが多く、生産性が低い要因となっている。本研究では、化学物質により大腸菌に高度な有機溶媒耐性化を付与する新規手法を開発し応用することを目的とした。