研究課題/領域番号 |
24K08717
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38030:応用生物化学関連
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
田中 俊一 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70591387)
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研究分担者 |
松村 浩由 立命館大学, 生命科学部, 教授 (30324809)
斎藤 芳郎 東北大学, 薬学研究科, 教授 (70357060)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | セレノプロテインP / 抗体ミメティック / モノボディ / クライオ電子顕微鏡 / X線結晶構造解析 |
研究開始時の研究の概要 |
必須微量元素セレンの動態を司るヒトセレノプロテインP(SeP)の欠乏は、重篤な心筋障害を生じることがよく知られる。一方、近年の研究から、SePの過剰発現は二型糖尿病や神経膠芽腫の悪性化をもたらすことも分かってきた。代表者らは最近、SePの大腸菌リコンビナントタンパク質の調製に成功した。加えて、神経膠芽腫の悪性化を抑制する抗体ミメティックの創生にも至った。本研究では、リコンビナントSePと抗体ミメティックとの複合体構造をcryoEMによって解析し、この構造情報をもとに、SePによるセレン輸送機序の構造的洞察を得る。さらに、抗体ミメティックの結合様式をヒントにした医薬品開発戦略の指針を提供する。
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