研究課題
基盤研究(C)
腸管免疫系は健康維持や疾患予防などに重要であり、摂取した食事の影響を大きく受けることが予想されるが、その詳細は不明な点が多い。本研究では、食事の違いにより腸管で産生される抗体の特異性が変化することに着目し、そのメカニズムの理解と健康や疾患に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。具体的には、生活習慣病を誘導する高スクロース食(HS食)、高脂肪食(HF食)を与えたマウスにおいて、抗体の特異性変化を引き起こす免疫細胞の変化を解析すると共に、その原因となる食品因子を明らかにすることを目指す。