研究課題
基盤研究(C)
本研究計画では、食品に含まれる脂質類による認知症の予防効果について、神経変性疾患における神経細胞死の原因となるストレスからの神経細胞保護効果、および神経細胞のいわゆる「若返り」作用ともいえるミトコンドリア増強作用をモデル細胞を用いることにより明らかにしようとするものである。まずはこれらの効果の有無と脂質類の構造との関連について明らかにし、その後、それらの効果の細胞内分子機構について明らかにしていく研究計画となっている。さらには、若返り作用と細胞保護効果の関連についても検討を行う。