脳内に存在するエクオール抱合代謝物がもたらす神経保護作用メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K08792
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38050:食品科学関連
• 研究機関: 杏林大学
• 研究代表者: 小原 映 杏林大学, 保健学部, 助教 (40782701)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: Equol / LC-MS/MS / Isoflavone

研究開始時の研究の概要

エクオール (Eq) は、神経保護作用を示すため、神経変性疾患の改善予防効果としての利用が期待されている。申請書は、Eq抱合代謝物に着目しており、脳内においてEq抱合代謝物が存在すること、それらが神経保護作用を有することなどを明らかにした。しかしそれらが有する作用メカニズムは不明である。本研究はその解明のため、Eqの抱合反応に関わる主要酵素の分子種の同定、Eq抱合代謝物がもたらす特定たんぱく質の発現を検証する。これにより脳内の代謝が明らかになり、神経変性疾患の予防や治療の手助けとなる。