食品成分を利用した嚥下機能の低下を改善する治療薬の開発に向けた基盤研究

• 研究課題/領域番号: 24K08797
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38050:食品科学関連
• 研究機関: 松本歯科大学
• 研究代表者: 北川 純一 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (50373006)
• 研究分担者: 安藤 宏 松本歯科大学, 歯学部, 准教授 (30312094) ; Hossain M.Zakir 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (40792445) ; Roy RitaRani 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (70963487)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: TRPチャネル / 嚥下 / 食品 / 誤嚥性肺炎 / TRPV4

研究開始時の研究の概要

超高齢社会の日本においては、多くの高齢者における嚥下機能の低下が問題となっている。そのため本申請研究は、TRPV4チャネルに焦点を当て、（１）咽頭・喉頭領域におけるTRPV4チャネルの発現分布を検索する。（２）TRPV4チャネルの合成作動薬が嚥下誘発を促進するのかを調べる。（３）TRPV4チャネルの活性化物質である食品成分の脂質が嚥下誘発効果を有するか明らかにする。さらに、（４）これまでに報告しているTRPチャネルと嚥下誘発の結果を検討し、食品成分を利用した嚥下機能の低下を改善する治療薬の開発基盤をつくる。