研究課題
基盤研究(C)
食品の主要な栄養成分である澱粉およびタンパク質の摂食後の消化挙動は、食品を選択する際に消費者にとっては関心の高いトピックである。本研究では、新たな植物性タンパク質源として期待されている農産物残渣に含まれるタンパク質に着目して、これらの素材がモデル食品の構造特性、および澱粉とタンパク質の消化挙動に及ぼす影響を明らかにする。消費者個人のニーズに合わせた栄養成分の消化性の調節が可能になるような、新規タンパク質素材を用いた食品構造改変技術の開発に寄与する基盤的研究を実施する。