研究課題
基盤研究(C)
微細藻類は二酸化炭素削減の観点だけでなく、オイルや食品の分野で重要な藻類である。本研究では、食品や医学分野で有用なフィコビリタンパク質を回収するために、高速で高選択的な吸着剤の調製指針確立するつ。吸着剤の内部に強制対流による貫通孔を導入することで、高速な吸着剤を実現する。また、吸着剤内部に形成する吸着サイトを適切に設計することで、高選択的な吸着サイトを形成する。現在、医薬品などで様々な有用タンパク質が発見されており、本手法を広汎性をもつ技術とし、様々な生体高分子を捕捉できる材料設計に繋げる。