研究課題
基盤研究(C)
葉酸は胎児の正常な発達に重要であり、妊娠期の葉酸不足は二分脊椎症や無脳症などの神経管閉鎖障害を誘発するだけでなく、自閉症などの発達障害の発症リスクを増加させることが報告されている。本研究では、胎生期葉酸不足による社会性の低下や記憶学習の低下等の高次脳機能障害のメカニズムを解明する目的で、組織学的検討および神経関連タンパク質の発現変化について検討する。