ポリ(A)鎖を介した精子形成制御の理解に向けた多角的アプローチ

• 研究課題/領域番号: 24K08822
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 柏原 真一 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00254318)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 精子形成 / 翻訳制御 / RNA結合タンパク質

研究開始時の研究の概要

真核生物mRNAの3’末端に存在するポリ(A)鎖は、安定性・翻訳開始・翻訳終結・分解といったmRNAの一生を制御するうえで、中心的な役割を担っている。精子形成細胞におけるポリ(A)鎖の動態は体細胞とは大きく異なり、またポリ(A)鎖関連因子のノックアウトマウスは精子形成不全を引き起こすことが複数知られている。本研究は、ポリ(A)鎖を介した精子形成の多段階制御について包括的に理解することを目的としている。