研究課題
基盤研究(C)
インフルエンザウイルス感染後の二次性細菌性肺炎による死亡者は高齢者が占めている。高齢者における疾患の進行につながる分子メカニズムは解明されていない。二次性細菌性肺炎の原因菌である肺炎球菌が膜孔形成毒素を産生し、細胞膜損傷を引き起こすことから、高齢者において高い死亡率につながる分子メカニズムには、細胞膜損傷が関係しているのではないかと考えた。本研究では、その分子メカニズムの解明とそれら分子の治療標的としての可能性を評価することを目的とする。