代謝の光制御によるタデアイ有用物質の増産技術の開発

• 研究課題/領域番号: 24K08863
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39020:作物生産科学関連
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 宮脇 克行 徳島大学, バイオイノベーション研究所, 准教授 (80380111)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 光制御 / RNAi

研究開始時の研究の概要

藍染めの染料原料（インジゴ）として古くから利用されてきたタデアイの葉には、抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用に優れたインジルビンやトリプタンスリンなどのタデアイ特有の有用物質が含まれている。これらの物質は、生育過程の植物体内にはほとんど存在せず、特殊な培養条件や乾燥条件により増大することがわかった。本研究ではタデアイのドラフトゲノムのデータベース構築を完成させ、代謝の光制御によるタデアイ特有の有用物質の増産とその分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。さらに厳密な栽培条件が設定可能なLED植物工場にて、新規植物性成分の探索およびその有用性を確立する研究基盤を構築する。