トウガラシの施設栽培で自動着果性を高温下でも維持する原因遺伝子と機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08888
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39030:園芸科学関連
• 研究機関: 近畿大学
• 研究代表者: 山崎 彬 近畿大学, 農学部, 助教 (90895418)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 地球温暖化 / 施設園芸 / 着果 / 生殖 / 自動自家受粉

研究開始時の研究の概要

施設園芸で果菜類の栽培では、植物ホルモン剤処理や人工受粉などの着果促進処理を行うことが一般的である。もし施設園芸で、果菜類に施設内で着果促進処理なしに着果する形質「自動着果性」をもたせることができれば、着果率を向上させる生産者の負担はなくなるだろう。しかし実際には自動着果性が高いトウガラシにおいても高温下では自動着果性が低下する。これまでに‘タカノツメ’が高温下でも自動着果性を維持することを見出したため、高温下での自動着果性の維持に関わる形質や機構の同定ための材料とした。自動自家受粉および少量の受粉での着果性に着目し、高温下での自動着果性を維持する原因遺伝子と生殖生理的機構の解明に挑戦する。