研究課題
基盤研究(C)
メロンにおいて果実の甘さは消費動向に直結する形質であり,長い年月にわたる選抜の結果として全可溶性固形物 (TSS)が2°Brix~20°Brixと多様な品種が確立されてきた.本研究では,大規模塩基配列情報解析と系統解析によって,高TSSのマクワと低TSSのシロウリがどの程度の選抜を受けてどこで成立したのか,という問いに応える.推定されるTSS量的形質遺伝子座は,果実におけるTSS制御の研究や当該遺伝子座保有メロンを用いた育種につながる.