植物ウイルスのサプレッサーを利用したRNAサイレンシング拡大機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08906
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39040:植物保護科学関連
• 研究機関: 福島大学
• 研究代表者: 岡野 夕香里 福島大学, 食農学類, 准教授 (90734872)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 植物ウイルス / RNAサイレンシング

研究開始時の研究の概要

二本鎖のRNAを分解する RNAサイレンシング（以下、サイレンシング）は、植物のウイルス免疫機構の1つである。サイレンシングは、二本鎖RNAが生成した植物細胞で誘導後、隣接細胞や全身で誘導される。しかし、この過程のメカニズムは不明点が多い。本研究では、ウイルスが有するサイレンシング抑制タンパク質（サプレッサー）を利用することで、サイレンシングの拡大に関与する植物側のタンパク質を同定することを目的とする。それらの機能を解析することにより、サイレンシングの拡大メカニズムを包括的に明らかにする。