トマト萎凋病菌における細胞死抑制エフェクターの機能解明

• 研究課題/領域番号: 24K08913
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39040:植物保護科学関連
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 佐々木 一紀 山口大学, 大学研究推進機構, 准教授 (50766318)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: トマト萎凋病菌 / エフェクター / アスコルビン酸ペルオキシダーゼ

研究開始時の研究の概要

トマト萎凋病菌の細胞死抑制エフェクターCLP1を処理したトマト培養細胞は、過酸化水素誘導性の細胞死が抑制される。CLP1を処理した際に宿主のアスコルビン酸ペルオキシダーゼ（APX）活性は上昇しており、このAPX活性化が過酸化水素消去を介した細胞死抑制に関与していることが示唆されたが、詳しいメカニズムは不明である。本研究では、CLP1が宿主のAPX活性を上昇させるメカニズムを明らかにすることを目的とする。そのために、CLP1の宿主アスコルビン酸-グルタチオンサイクルへの関与およびCLP1と相互作用するタンパク質を調査する。