全ゲノム解析による発光周期の異なるゲンジボタルの遺伝的多様性の解明

• 研究課題/領域番号: 24K08952
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39060:生物資源保全学関連
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 加藤 太一郎 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (60423901)
• 研究分担者: 永野 幸生 佐賀大学, 総合分析実験センター, 准教授 (00263038)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 遺伝子多様性 / ゲノム比較 / ホタル

研究開始時の研究の概要

申請者はこれまでホタル生物発光に関わる基礎的研究を継続して行ってきた。近年では日本産ゲンジボタルの生息域と遺伝的多様性の関連を解析する研究に着手し、「発光周期の異なるゲンジボタルは遺伝的分化が進み、交雑できない別種となったのではないか？」という学術的問いを立てるにいたった。本研究課題では、この問いに結論を出すべく、生態型の異なるゲンジボタル間での交雑有無の確認と交雑による遺伝子浸透の程度を定量化することを目的とする。目的達成のためにゲンジボタルの全ゲノム情報を利用した網羅的なDNA変異解析を行う。