研究課題/領域番号 |
24K08960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39060:生物資源保全学関連
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研究機関 | 公益財団法人山階鳥類研究所 |
研究代表者 |
富田 直樹 公益財団法人山階鳥類研究所, その他部局等, 研究員 (90619917)
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研究分担者 |
江田 真毅 北海道大学, 総合博物館, 教授 (60452546)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | アホウドリ / 保全単位 / 鳥島 / 尖閣諸島 |
研究開始時の研究の概要 |
今日,海鳥は30%以上の種がレッドリストに記載されている.海鳥は地理的隔離が起こりづらいが,一方で同じ繁殖集団の中に遺伝的分化が生じている.したがって,海鳥の保全には分化をおこす行動・生態的要因の解明とそれに配慮した保全単位の検討が必要である.アホウドリは,主に伊豆諸島鳥島と尖閣諸島で繁殖し,ひとつの単位として保全事業が進められてきたが,最近,これら2つの集団は遺伝的・形態的・生態的に異なる隠蔽種であることが明らかとなった.本研究は,アホウドリの保全単位の再検討を目指して,遺伝的な基盤に基づく非繁殖地の利用海域の違いや繁殖開始のずれなどの生殖隔離を引き起こす生態的要因を個体レベルで検証する.
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