研究課題/領域番号 |
24K09002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
高原 光 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 特任教授 (30216775)
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研究分担者 |
佐々木 尚子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (50425427)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 照葉樹林 / 花粉分析 / 走査電子顕微鏡 / クリ属/シイ属/オニガシ属 / 完新世 |
研究開始時の研究の概要 |
堆積物中の花粉化石の同定・計数によって過去の植生を解明する方法である花粉分析法は,従来,倍率400倍から1000倍の光学顕微鏡を用いて行われてきた。10000倍以上の倍率で花粉表面構造の観察が可能な走査電子顕微鏡(SEM)の操作法が格段に改善され,花粉化石を数えることも可能となってきた。従来,暖温帯に分布する照葉樹林を構成するシイ属や冷温帯まで分布するクリ属花粉の形態は光学顕微鏡では区別することが困難であったが,SEMを用いればこれらを種レベルまで同定可能となってきた。本研究では,それらの形態を詳細に解明し,SEMによる花粉分析によって過去1万年間の照葉樹林の歴史を解明しようとしている。
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