研究課題
基盤研究(C)
表面を疎水コーティングしたセルロースパウダー上に小さな水滴を落として揺動すると、水滴は球の状態でその表面にセルロースパウダーを吸着し被覆された微小水球体が形成される。これがセルロース液体ビー玉である。この液体ビー玉という状態を利用することで、液体が内部にカプセル化されて固体の様に取り扱える。本研究では、取り扱いが煩雑な高粘稠液体(おもに接着剤)を、セルロースパウダーを用いて液体ビー玉の状態に転換し、固形物のように容易に取り扱えるハンドリング方法を探索する。