研究課題/領域番号 |
24K09044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40030:水圏生産科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人土木研究所 |
研究代表者 |
村田 里美 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(つくば中央研究所), 主任研究員 (10573678)
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研究分担者 |
羽野 健志 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(廿日市), 主任研究員 (30621057)
清家 伸康 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境研究部門, グループ長 (50354072)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | カビ臭 / 2-メチルイソボルネオール(2-MIB) / Pseudanabaena / 溶菌 / 閉鎖性水域 |
研究開始時の研究の概要 |
2-MIBは、ダム等の閉鎖性水域や飲料水におけるカビ臭の原因物質である。申請者らは原因藍藻Pseudanabaena yagiiによる2-MIB放出が、暗所条件下での細胞溶菌により生じることを発見した。本研究では、複数のPseudanabaena株を用い①溶菌条件の特定、②溶菌条件による2-MIB放出量の差異の検証、③電子顕微鏡を用いた細胞形態に基づく溶菌の検証、④細胞内代謝物の網羅解析により、溶菌メカニズムの包括的理解を深める。Pseudanabaenaによる2-MIBの放出機構の全容を解明し、閉鎖性水域のカビ臭削減対策に資する嚆矢的証左を得ることを目指す。
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