魚類におけるシガトキシン類（CTXs）代謝機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K09083
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分40040:水圏生命科学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人水産研究・教育機構
• 研究代表者: 池原 強 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産大学校, 教授 (90359951)
• 研究分担者: 大城 直雅 国立医薬品食品衛生研究所, 食品衛生管理部, 室長 (20507032)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: シガトキシン / 代謝

研究開始時の研究の概要

CTXsの代謝・排泄機構の第I相反応として有毒渦鞭毛藻が生産する毒性の弱い非酸化型のCTX4A/4Bが、魚肝臓の酸化酵素によって毒性の強い酸化型へ変換されることがin vitro実験によって示された。しかし、シガテラ魚毒組成の種間差や個体間差を生む原因を明らかにするためには、魚類におけるCTXsの代謝・排泄機構の詳細な解析が必要である。そこで本研究では、薬物代謝における酸化等の第I相反応に加え、グルクロン酸抱合等の第II相反応を含めたCTXs代謝酵素のin vitroおける活性及びその反応生成物を解析することによって魚類におけるCTXs代謝機構を明らかにする。