| 研究課題/領域番号 |
24K09138
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
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| 研究機関 | 兵庫県立人と自然の博物館 |
研究代表者 |
衛藤 彬史 兵庫県立人と自然の博物館, 兵庫県立人と自然の博物館, 研究員 (50778454)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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| キーワード | 創造的粗放管理 / 地域資源 / 社会生態システム / 農村計画 / 国土保全 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、面的に広く農地を農地として利用するための方法として粗放管理に着目し、そうした管理を可能にする地域レベルでのガバナンスの構築プロセスに焦点をあてる。その上で、管理の省力化・省人化と気候変動対応を同時に志向する管理を創造的粗放管理と規定し、事例の収集と比較を通じて、農地の創造的粗放管理への転換に向けた方法論の提示を目指す。本研究が達成されれば、将来にわたり持続的な農地管理を可能とする管理体系とそのためのガバナンス構築に関する実践的手法の提示を通じて、全国総人口減少時代における国土管理の方法論の進展が期待できる。
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| 研究実績の概要 |
本研究では、面的に広く農地を農地として利用するための方法として粗放管理に着目し、そうした管理を可能にする地域レベルでのガバナンスの構築プロセスに焦点をあてる。その上で、管理の省力化・省人化と気候変動対応を同時に志向する管理を創造的粗放管理と規定し、事例の収集と比較を通じて、農地の創造的粗放管理への転換に向けた方法論の提示を目指す。本研究が達成されれば、将来にわたり持続的な農地管理を可能とする管理体系とそのためのガバナンス構築に関する実践的手法の提示を通じて、全国総人口減少時代における国土管理の方法論の進展が期待できる。
初年度は、創造的粗放管理の事例を収集し、管理主体の性質や導入経緯等について、主に関係者への聞き取りにより明らかにした。具体的には、兵庫県美方郡での畜産放牧による牧草地としての管理事例、被災農地での非食用米の栽培について情報を収集した。こうした結果は、研究成果としてとりまとめ、国際誌へ投稿し掲載された(共同著者)。また、この成果は、神戸新聞と日本農業新聞にも取り上げられたほか、学会賞も受賞した。そのほか、国内雑誌にも論考を寄稿した(招待あり)。あわせて、成果の社会還元・普及を目的に、遊休農地の創造的粗放管理事例を含む展示を館内で実施(2025年2月15日~)した。こうした取り組み等を通じて、広く成果の発信に取り組んだ。
同時に、創造的粗放管理の整理と分類を進めながら、新たな候補事例(佐用町上月町、養父市大屋町ほか)の予備的調査を実施した。こうした調査を通じて、事例における資源ガバナンスの構造的な把握を進めるとともに、「創造的粗放型」という概念をより精緻に規定することができたと考えている。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
調査実施は一部未実施事例が残るものの、事例の収集・整理はおおむね順調に、成果のとりまとめ、成果発信において当初の計画以上に進展しているため。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後は事例間の横断的比較を通じて、創造的粗放管理におけるガバナンスの要件および転換(再構築)手法の体系化を試みる。事例間比較は、社会-生態システム枠組み(SES枠組み)を援用し、資源ガバナンスの構造を分析することでの達成を目指す。SES枠組みは、資源管理に関するガバナンスを体系的に把握し、孤立した知見を集積するための共通枠組みとしてオストロム(2009)により示された。本研究では、農地管理を従来型から創造的粗放型に転換した事例を対象に、ガバナンスの構造的な変化と要因の特定を目的に、SES枠組みを援用し分析するが、同時に国内農地や創造的粗放管理に特有なガバナンス構築手法の導出を狙いとしている。さらに、オストロム以降後進の研究者らによってSES枠組みの修正や改良が進められているように、本研究を通じた枠組みの進化も目指していく。
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