同一果実の開花から成熟までの追跡による促成栽培イチゴの収量予測と的確な摘花の提案

• 研究課題/領域番号: 24K09162
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 難波 和彦 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 准教授 (90263623)
• 研究分担者: 門田 充司 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (80239714) ; 坪田 将吾 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業機械研究部門, 主任研究員 (90643388)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 促成栽培イチゴ / 開花 / 成熟 / 追跡 / 収量予測

研究開始時の研究の概要

規模拡大が進むイチゴ促成栽培ハウスでの，省力的かつ安価な栽培管理のために，ドローンの映像だけをもとに，花と果実に着目した生体情報収集の方法を提案する。経時計測により，全体的な収量予測だけでなく，株ごとの状況把握，的確な摘花（果）の提案を目指す。このためには，時間と共に形状と位置が刻々と変化する花と果実の対応付けが必要であるが，イチゴは房状（花房）に10以上着花し，当初株上方にあった花は果実成熟に伴い姿を変え，自重で下方に移動するので追跡は容易ではない。その解決策として，動画から作物列全体の精密なパノラマ画像を生成，日々の撮影の差分から，変化する花や果実の対応付けを試みる。