新種マウス風疹ウイルスの病原性解析

• 研究課題/領域番号: 24K09239
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分42020:獣医学関連
• 研究機関: 国立感染症研究所
• 研究代表者: 坂田 真史 国立感染症研究所, ウイルス第三部, 主任研究官 (20600547)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: マトナウイルス / ルステレラウイルス / 病原性 / リバースジェネティクス / 風疹ウイルス近縁ウイルス

研究開始時の研究の概要

近年、風疹ウイルスが属するマトナウイルス科ウイルスとして、ルステレラウイルス（RusV）が新たに発見された。RusVは種々の哺乳類動物に感染して致死的な病原性を示すことが示唆されているが、感染性ウイルスが分離されていない。ゲノム情報を基にした逆遺伝学的アプローチにより、RusVのライフサイクルが循環する感受性細胞を同定し、その細胞を用いた感染性RusVを作製するリバースジェネティクス系を確立する。作製した感染性RusVを用いて培養細胞感染実験系と動物モデル実験系を構築し、RusVの培養細胞における感染性や個体レベルの病原性を明らかにする。