研究課題
基盤研究(C)
近年、ミツバチの減少が世界的各地で懸念されており、その主な原因としてウイルス等による疾病発症が問題となっている。ミツバチは大規模な移動があり、他種ハチ類が保有するウイルスのスピルオーバーの影響を受けると考えられるが、日本に生息する野生ハチが保有するウイルスについてはほとんど明らかになっていない。本研究では、野生ハチが保有する新規ウイルスを網羅的に明らかにし、それらのウイルスの検出系を新たに構築する。ミツバチの健康状態を随時チェックできるシステムを確立することで、有害ウイルスフリーな養蜂環境の構築及び資源循環社会実現の一助となることを目指す。