研究課題
基盤研究(C)
細胞外環境の一つである細胞外pHについて、間質液や血液に直接接する細胞膜脂質の機能変化について研究し、新たなpH応答機構を解明する。機能性膜脂質が、細胞外の酸性化に伴い細胞膜内層から外層に移行すること、またこの機構を制御する膜タンパク質(X)を同定している。Xの分子機構解析と、X欠損マウスの解析から、なぜpH応答が生物に必要か明らかにして、pH変化が制御しうる生理機能を解明する。