研究課題
基盤研究(C)
研究代表者らはアシルペプチド加水分解酵素(APEH)遺伝子内の1塩基多型がネズミマラリア原虫の増殖性を強力に抑制することを見出した。しかし、この1塩基多型が赤血球内のマラリア原虫の増殖を制御する機序は不明である。そこで本研究は、1)Apeh遺伝子内の1塩基多型は赤血球の性質に変化をもたらす、2)マラリア原虫は赤血球内のAPEHを利用しているという2つの視点から、この1塩基多型がマラリア原虫の増殖性を制御する分子機構を解明する。