研究課題
基盤研究(C)
本研究計画ではFACT構成因子のSpt16C末端変異株とPob3-Nhp6融合体を作成してヌクレオソームとの結合強度を調節することで生じるヘテロクロマチンへの影響をFAIRE-qPCRで解析することでヘテロクロマチン内ヌクレオソーム間の緩み具合を定量的に評価する事を目指す。特にSsrp1をミミックしたPob3+Nhp6融合体では強化型ヘテロクロマチンが形成されるが、その意義をクロマチン上に発生する“ゆらぎ”の抑制装置と仮定して、“ゆらぎ”が生じるヘテロクロマチン変異株との遺伝学的掛け合わせで“ゆらぎ”抑制度を評価する。