ヒトSMC5/6複合体の染色体構造制御機構とウィルス免疫における役割の解明

• 研究課題/領域番号: 24K09324
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43010:分子生物学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 菅野 毅治 東京大学, 定量生命科学研究所, 連携研究員 (30979498)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: ヒトSMC5/6複合体

研究開始時の研究の概要

SMCタンパク質ファミリーは染色体の維持に重要な役割を担っている。このファミリーに属するSMC5/6複合体は、DNAループの形成やウィルス免疫に重要であることが明らかとなっているが、具体的な機能は未解明である。本研究計画では、精製したヒトSMC5/6複合体のDNA上での挙動とDNA構造への影響を一分子観測技術により明らかにする。また、ヒト細胞を用いて、染色体上での局在とその制御、染色体構造への影響も解析する。これにより、SMC5/6複合体が染色体ダイナミクスやウィルス免疫にどのように関与するか、またそのメカニズムを解明する。本研究の結果は、糖尿病、がんなどの新しい治療等への応用が期待できる。