細胞周期に伴うセントロメア・キネトコアの構造変化の分子基盤

• 研究課題/領域番号: 24K09340
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43020:構造生物化学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 有吉 眞理子 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 特任助教(常勤) (80437243)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 染色体分配 / キネトコア / セントロメア / クライオ電顕 / タンパク質複合体

研究開始時の研究の概要

細胞分裂に伴う染色体分配は、遺伝情報の継承と生物の恒常性を担う重要かつ動的な過程である。染色体の均等分配は、染色体上のセントロメア領域に形成されるキネトコアと呼ばれる多数のタンパク質からなる超分子複合体によって制御されている。キネトコアの会合状態は細胞周期と連動して動的な制御を受けるが、その分子基盤は未だ不明な点が多い。本研究では、セントロメア・キネトコア分子構造体の核となる2つの保存されたタンパク質、KNL2 とCENP-Cに着目し、構造生物学、生化学、細胞生物学の手法を用いて、細胞周期の進行に伴う脊椎動物のキネトコアの構造変化の分子基盤を明らかにする。