研究課題
基盤研究(C)
神経細胞において、膜貫通受容体などの積荷タンパク質を初期エンドソームからゴルジ体へ送る逆行輸送の制御を担うレトロマー複合体の機能不全は、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患の発症を引き起こす。そのため、レトロマー複合体は様々な神経変性疾患に対する重要な創薬ターゲットである。本提案では、レトロマー複合体とその結合タンパク質の構造・機能解析を行うことで神経変性疾患に対する創薬研究に貢献することを目標とする。