老化に伴う脳細胞外マトリックス破綻がシナプス機能を低下させる分子機構

• 研究課題/領域番号: 24K09377
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43030:機能生物化学関連
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 宮田 真路 東京農工大学, 農学部, 准教授 (60533792)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 細胞外マトリクス / ペリニューロナルネット / プロテオグリカン / ヒアルロン酸 / グリコサミノグリカン

研究開始時の研究の概要

本研究では、近位依存性ビオチン化標識法によって、PNN周囲のタンパク質を同定する手法を確立し、PNN-シナプス間相互作用の分子的な基盤を解明する。次に、加齢に伴いPNN-シナプス間相互作用がどのように変化するのか明らかにする。さらに、脳内免疫細胞であるミクログリアが、加齢に伴うシナプス機能低下を引き起こす可能性に着目して、ミクログリアの除去がPNN-シナプス間相互作用が回復するのか検証する 。