トリセルラーAJをかたちづくる分子の解明

• 研究課題/領域番号: 24K09456
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分44010:細胞生物学関連
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 東 智仁 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (70515072)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 三細胞間接着 / アドへレンスジャンクション / メカノセンシング / メカノトランスダクション / トリセルラージャンクション

研究開始時の研究の概要

トリセルラーAJは３つの上皮細胞の間に形成される接着結合ですが、脊椎動物のトリセルラーAJの構成成分は全く分かっていません。本研究では無脊椎動物で最近得られた知見に基づいて脊椎動物における構成成分の同定を目指します。さらに、同定した分子が三細胞接着点にかかる張力を感知したり張力を伝達したりする機能を調べることによって、トリセルラーAJの上皮張力制御において果たす役割を調べます。接着結合は上皮形態形成を制御していることが知られているため、トリセルラーAJの構成分子の同定を起点としてその張力応答機構が明らかになれば、上皮組織の発生機序の解明につながる知見を得られることが期待できます。