研究課題
基盤研究(C)
細胞の生命活動は、オルガネラが各々固有の機能を果たすことで成立していると考えられてきた。エンドソームにおいては、Rab5とRab7の局在は相互排他的であるが、研究代表者らが見出したRab5/7 vesicleはこの定説に当てはまらない。本研究では、Rab5/7 vesicleの生成・機能制御に関する微細構造学的基盤を構築することを目的とする。そのため、まず光-電子相関顕微鏡法によりRab5/7 vesicleの構成機序を定量的に明らかにする。次に分子・細胞生物学的手法を駆使して、Rab5/7 vesicleの生成・機能メカニズムを追究する。