研究課題
基盤研究(C)
脊椎動物の視覚の光センサーとして機能するロドプシンは、11シス型レチナールを結合し、光でこれを全トランス型に変換し活性化するため、光活性化に特化している。しかし、ロドプシンを含むオプシン類の成立過程を考えると、全トランス型レチナールを結合して活性化する受容体から生成したと考えられる。そこで本研究では、祖先型オプシンから「光活性化」に特化した脊椎動物の視覚のロドプシンがどのように成立したのか明らかにする。