研究課題/領域番号 |
24K09565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45030:多様性生物学および分類学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
菅野 良一 北海道大学, 農学研究院, 農学研究院研究員 (00648826)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 種分化 / 生殖隔離 / 地理的変異 / 地球温暖化 |
研究開始時の研究の概要 |
短翅で移動性が低いサッポロフキバッタは地理的変異が多く,その1つに緑色の本種とは別種の様な黒色の体色変異がある.黒色型は狭い範囲に生息する変異集団と40年近く認識されてきたが,調査の結果,広範囲に生息している事,黒色雄×緑色雌と緑色雄×黒色雌のどちらの組合わせでもF1の雄は黒色になる事,黒色型は緑色型より交尾時間が短い事等が明らかになり,黒色型が徐々に分布を広げてきた可能性が考えられた.黒色型生息地の交尾期の平均気温が36-45年前より約1.6度上昇していた事から,地球温暖化によって地域集団が獲得した黒い体色という新規形質が他集団にも浸透し,広範囲で遺伝構造の変化が生じた可能性について検証する.
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