分子系統解析およびナノスケール結晶構造による亜寒帯性無節サンゴモの種多様性解明

• 研究課題/領域番号: 24K09572
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分45030:多様性生物学および分類学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 加藤 亜記 広島大学, 瀬戸内CN国際共同研究センター, 准教授 (00452962)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 石灰藻 / 系統分類 / 地球温暖化 / 海洋酸性化 / 紅藻

研究開始時の研究の概要

無節サンゴモは，おもに扁平な石灰質の体を持つ紅藻類である。無節サンゴモは，遺伝的類縁関係と外形や体組織の特徴で分類されているが，近年，石灰質の微細結晶構造の利用も検討されている。本研究では，無節サンゴモが遺伝子情報により研究されていない北海道を調査地域として，亜寒帯性無節サンゴモについて，遺伝的類縁関係と形態的特徴にもとづく種多様性を初めて明らかにし，次いで結晶構造の分類基準としての汎用性を明確にする。