研究課題/領域番号 |
24K09603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大橋 一晴 筑波大学, 生命環境系, 講師 (70400645)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 種間関係 / 進化生態 |
研究開始時の研究の概要 |
花の多様性は、特定の動物による送受粉への適応の産物と考えられてきた。なぜなら、多様な動物の訪問は、選択圧の拮抗、一部の動物による大量の花粉浪費、あるいは他種との花粉交換の増加などのコンフリクトを生じるからだ。しかし実際は多くの花が、多様な動物に送受粉をまかせている。この矛盾を解く鍵として、本研究は、多様な送粉動物が引き起こすコンフリクトが、必ずしも進化上の制約ではなく、むしろそれを解消する方向への選択圧をつうじ、花の多様化を促進している可能性を指摘する。密集花序、夕方開花、他種との異質化、という3つの表現型に焦点をあてた実証研究により、花の進化研究における新たな理論的枠組みを確立する。
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