研究課題/領域番号 |
24K09691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46030:神経機能学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大城 朝一 北海道大学, 医学研究院, 助教 (40311568)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 脳血管運動 / 脳脊髄液循環 / ヒスタミン / infra-slow oscillation |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではヒスタミン神経系と脳血管系との相互作用を組織細胞学的に、そして電気生理学的に確かめ、脳血管運動のコントローラーとしてのヒスタミン神経系の役割を明らかにする。さらに脳血管運動に異常が見られるヒスタミン合成酵素遺伝子突然変異体マウスにおいて脳血管周囲腔に沿った脳脊髄液の流れが滞っている事を示し、脳血管運動の生物学的役割の一つとして脳脊髄液の環流促進があることを証明する。ヒスタミンをヒントに脳血管運動を促進することが出来れば脳代謝老廃物の効果的な排出も可能となり、脳機能向上や認知症予防法の開発、そして脳脊髄液の移動に異常が見られる水頭症の治療法の開発にも寄与するものと期待できる。
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