Toll様受容体によるシナプス可塑性の制御

• 研究課題/領域番号: 24K09694
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分46030:神経機能学関連
• 研究機関: 電気通信大学
• 研究代表者: 松田 信爾 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (60321816)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: シナプス可塑性 / AMPA受容体 / Toll様受容体 / 長期抑圧 / 長期増強

研究開始時の研究の概要

シナプス可塑性は記憶や学習の細胞レベルの基盤と考えられており、その分子機構の解明は神経科学分野の最重要課題の1つである。これまでの研究により，シナプス可塑性はシナプス後部でのAMPA型グルタミン酸受容体（AMPA受容体）の数の変化によって引き起こされることが明らかになっている。しかしAMPA受容体の数の変化を引き起こす分子メカニズムには不明な点が多く残されている。
本研究では、これまで全く知られていなかった、Toll-like Receptorによるシグナル伝達という新しい視点からシナプス可塑性の分子機構の統合的理解を目指す。