研究課題
基盤研究(C)
原油価格高騰などの変化を特徴とする現代社会において快適・安全に暮らすためには、変化を感じ取り適応的に行動戦略を切り替えることが重要である。大脳皮質ー線条体回路は、適応的な行動切り替えに関わる主要な神経回路である。しかし、その詳細な回路メカニズム(回路内でどのように情報が処理されているのか)は未だ解明されていない。本研究では、回路を構成する個別の神経路を、新規に開発したウイルスベクターシステムを応用した光遺伝学的・電気生理学的実験を行うことで、従来よりも高解像度で回路構成細胞の活動特性を捉え、その回路メカニズムを明らかにする。