研究課題/領域番号 |
24K09697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46030:神経機能学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
冨岡 良平 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (30415244)
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研究分担者 |
宮下 俊雄 帝京大学, 医学部, 講師 (80415314)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 聴覚野 / 順応 / 抑制ニューロン / 興奮ニューロン |
研究開始時の研究の概要 |
動物にとって、必要な外界情報を獲得・分析する事は、重要である。例えば、蝉が鳴き始めにおいては簡単に知覚できるが、時間の経過とともに蝉の鳴き声は知覚しにくくなる。同じ鳴き声なのだが、知覚が異なるのはなぜであろうか?これは、鳴き始めの音情報は顕在性(サリエンス)が高いため知覚され、その後の鳴き声はサリエンスでないため、脳が積極的に無視していると考えられる。事実、これは 『繰り返し刺激による順応』 として知られており、聴覚野においても、繰り返し音により、応答が減弱する事が知られている。 本課題では、聴覚システムが積極的に順応を起こしているという仮説を検証し、情報コーディングメカニズムの解明を試みる。
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